東日本大震災 被災地支援活動 「子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト」がスタート
私が所属している日本ペンクラブは、本年6月より日本国際児童図書評議会、日本出版クラブ、出版文化産業振興財団と共同で「子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト」をスタートさせました。これは東日本大震災被災地の子どもたちを支援するプロジェクトです。作家みずからが子どもたちに作品を読み聞かせたり、本の贈呈を行ったり、作家の講演を行ったりします。
下記にその詳細を掲載しておきますので、これから展開されるさまざまな企画にぜひご参加ください。
(以下、公式ホームページからの抜粋)
●プロジェクトの概要
被災されたみなさまに心からお見舞いを申し上げます。一日も早い復興をお祈りしております。
今回の東日本大震災・大津波ならびに福島の原発事故以来、私たちは本をとおして被災地の子どもたちを支えたいと考えてきました。
私たちは被災地の子どもたちを支えるための中・長期的なプロジェクトを立ち上げることにしました。
このプロジェクトは、被災地で不安を抱えている子どもたちに安らぎや楽しみを提供し、子どもたちの心をうるおすために、本と、本にかかわるいろいろな活動を行っていきます。具体的には、現地の方たちと協力しつつ、
*図書館バスで被災地を訪問し、子どもたちに本を貸したり贈ったりする。
*紙芝居、ストーリー・テリング、読み聞かせ、人形芝居などを行う。
*子どもの本の作家・画家が子どもたちに話をしたり、一緒に絵を描いたりする時間をつくる。
*被災地以外でも、原画展や講演会を行って寄付金を集める。
などの企画を立て、一部はすでに実施を始めています。
ご賛同いただける方、ご協力いただける方は、どうぞ手をお挙げください。アイデアをお寄せください。力をお貸しください。ご一緒に、できることをやっていきましょう。
こうした活動が、私たちの「今」を見直し、子どもたちの「あした」と、子どもの本の「あした」につながっていくことを願っています。
●「子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト」ホームページ
http://www.jbby.org/ae/about/?lang=ja
● 「子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト」 呼びかけ団体
社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)
http://www.jbby.org/
社団法人日本ペンクラブ(P.E.N.)子どもの本委員会
http://www.japanpen.or.jp/
財団法人日本出版クラブ(JPC)
http://www.shuppan-club.jp/21/index.html
財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)
http://www.jpic.or.jp/
■チャリティ講演会 「作家が語る被災地と<あしたの本>」
日時 7月2日(土)14:00〜16:00
会場 ゲートシティホール(ゲートシティ大崎B1F)
東京都品川区大崎1-11-1 JR大崎駅新東口からすぐ
<出演者>
角野栄子(作家) 大震災後に作家として考えたこと
柏葉幸子(作家) 被災地盛岡から童話作家としての提言
斎藤 純(作家) 被災者支援の現地NPO活動から
里中満智子(マンガ家) 「マンガジャパン」の支援活動など
中村敦夫(作家・俳優) 新刊『簡素なる国』から震災後への提言
森 絵都(作家) 被災地ボランティアで感じたこと
司会: 野上 暁(日本ペンクラブ理事・「子どもの本」委員長)
対象: 中学生以上
募集人数: 200名 ☆事前申し込み制(往復はがきかEメールで下記へ)
入場料: 500円以上いくらでも
入場料収入は全額被災地支援活動に充当させていただきます
● 申込方法
@ 往復はがき(返信はがきにご住所を記入の上、希望参加人数をお書き添えください)
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町20-3
日本ペンクラブ「あしたの本講演会」係行
A Eメールの場合(件名に「あしたの本講演会」参加希望、とお書きください)
secretariat03@japanpen.or.jp
主催: 子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト
協力: ゲートシティ大崎
■子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト
記者会見の予定
被災地の子どもたちを、「本」を通して支えるべく、
子どもの本に関わる4団体が共同で
「子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト」を発足させました。
これに際し、下記要領で記者会見を行います。
万障お繰り合わせのうえ、ご取材下さいますようお願い申し上げます。
● 日時 2011年6月17日(金)午後2時〜3時
● 場所 日本出版クラブ「鳳凰の間」
【出席者】
日本ペンクラブ会長 浅田次郎
日本国際児童図書評議会会長 村山隆雄
日本出版クラブ会館理事長代理
出版文化産業振興財団理事長代理
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