一ツ橋周辺ガイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


                                  

 

 

 

 

東郷元帥記念公園 千代田区九段南1-2-2

 この公園は、当初関東大震災の復興計画で低い部分を上六公園

として、昭和4年に開園し東郷邸が隣接していました。東郷元帥

没後、東郷元帥記念会から寄付を受けた千代田区が、高い部分も

公園として両地区を合わせて昭和13年に現在の名前で開園しま

した。園内には東郷邸にあったライオン像や力石か残されていま

す。また、子供たちの為の遊具がいろいろと設置されています。

公園の真ん中にあるレンガ模様の建物は「震災対策応急給水施設」

で地下に1500の新鮮な水が貯えられており、震災時には住民

に給水されるそうです。東郷平八郎元帥と言えば、ロシアのバルチック艦隊に完勝し「東洋のネルソン」と称賛されたことは有名ですが、肉じゃかの考案者としての逸話ものこっています。明治4年から11年までイギリスに留学していた元帥は、その時食べたビーフシチューの味が忘れられず、調理人に依頼しました。しかし、ドミグラスソースもワインも手に入らない当時の調理人は、代用として醤油と砂糖で、牛肉とじゃがいもを煮込んで出来上がったものが、肉じゃがだと言われています。

千代田区立四番町歴史民俗資料館 

 図書館の一角にある小さな資料館です。千代田区内で各時代の屋敷跡から発掘された物品や、風俗・生活を紹介した様々な物が、展示されています。

東御苑花だより
 


糊空木(のりうつぎ)浅沙(あさざ)

糊空木:枝の髄を抜くと空洞ができることから「空木」 樹皮の皮をはいで粘液を出し、それを和紙をすく時の糊に使ったことから命名されました。

浅沙:夏に5弁の花が咲きます。咲くのは晴れた日だけで、くもりや雨の日は咲きません。