靖国通り(神田小川町周辺)
靖国通りの道すじは、江戸のころから変わっていないそうです。
江戸時代は、武家屋敷が軒を連ねていたこの界隈も明治になりま
すと様々な店や遊戯施設ができ人通りが絶えない賑やかな町にな
ったそうです。江戸時代の小川町は、神田の西半分を占める広大
な地域を指す俗称でした。古くは鷹匠が住んでした事から、元鷹
匠町と呼ばれていましたが、5代将軍綱吉が「生類憐れみの令」
を施行し鷹狩を禁止した為、元禄6年改称したという話が伝わっ
ています。写真(上)の鐘は、東京で最も古い商店街の[前垂会]が
創立100周年と江戸開府400年を記念に造った[平和の鐘]です。
写真(中)はスポーツ用品店ですが、明治の初めこの界隈には、
学校が多くでき学生服を売る店が多かったそうです。時代が下が
るにつれ学生服は売れなくなっていきました。そんな時東京オリ
ンピックの開催、スキーブーム等が訪れスポーツ用品店が増え今
日のように発展しました。写真(下)は「幸徳稲荷」です。神田小
川町2丁目の氏子500人が守っています。現在はビルの階段を上
がった所に祀られているちょっと変わったお稲荷様です。
泰山木(たいさんぼく)
北アメリカが原産で、明治初期に渡来し、花
葉・樹形などが大きく立派なことからン命名。
花菖蒲(はなしょうぶ)
500年位の栽培の歴史があるそうで、花の系
統は、江戸系・肥後系・伊勢系の3つにわけられ
ます。あやめとよく似ているます。